災害時インフラ最新情報はこちら

「もう自分たちに経営権はない」…突然の“閉園騒ぎ”で揺れる幼稚園に保護者から怒りの声!

  • 川崎市の幼稚園が入園式直前で突然の“閉園騒ぎ”
  • 「園は続ける」も「もう経営権は持たない」との説明 
  • 保護者から「無事に卒園できるか約束できないのか」と怒りの声

“閉園騒ぎ”から一転…「事業は継続」 ナゼ?

入園式直前の3月26日、経営破綻を理由に突然の「閉園通知」を出した、神奈川・川崎市の認可外幼稚園「A.L.C貝塚学院」。
28日には一転「事業継続の可能性」を示し、保護者の中に動揺と怒りの声が広がっている。

A.L.C. 鈴江奈穂子部長:
心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

保護者:
どんな状況で私たちが次の園を探して奔走して…あなたに分かりますか?
どういう気持ちでここに集まっていると思っているんですか!

29日午後、約450人の保護者たちの前で開かれた緊急説明会。
A.L.C.の鈴江奈穂子部長は「破産の申し立ては取り下げており、1人でも2人でも戻ってきていただける方がいる限りは、続けさせていただく」とコメントし、別の会社から経営支援を受け、幼児園事業を継続しながら、いずれは支援を受けた会社に事業を譲渡する考えを明らかにした。

「すでに経営権なし」に保護者から不安の声

しかし、突然の“閉園騒ぎ”に保護者からは不安と不満の声が噴出。
「無事に卒園することはできるのか」との質問に対し、園側から「自分たちにすでに経営権はない」とする発言が飛び出すと、怒りの声が挙がった。

保護者:
今回支援いただいても、事業がそれほどの運営状態であれば、継続することが難しいと思うが、現段階ではどれくらい続く見通しなんでしょうか?
4年保育の子供たちもいますので、4年間無事に卒園できる状況なのかを教えてもらいたいです。

鈴江奈穂子部長:
A.L.C.では経営の決断に関しては、もう裁量はございません

保護者:
そうすると、(経営の継続を)コミット(約束)していただけないという理解で合ってますよね。
今後また破綻しても関係ない、責任は取ってもらえないという理解で合ってますよね。
ちゃんと責任を取ってもらえる方が前に立って説明したほうが、皆さん納得すると思うんですけど…

巨額の負債…返金求める声も「改めて説明を」

園は支援会社に在籍中の園児が卒業するまで経営を続けるよう“お願い”しているとしたものの、園に決定権はないと説明。

さらに、質問が相次いだのが、園が保護者に購入させていた不可解な債券の返済について。
その額1億3000万円にも上る債券や負債についても、支援会社が引き継ぐものと説明した。 

返金を求める保護者からは支援会社の関係者を会場に呼ぶよう求める声が挙がったが、「支援会社に連絡をする」として鈴江部長は退席した。
その後、実は会場内にいた支援会社の関係者が「後日改めて会社の代表から説明を行う」と話し、緊急説明会は終了したのだ。

参加した保護者から「今日の会見だとどうしても確信がない、曖昧で不安」「代表の謝罪、反省とか、支援会社の方に丸投げ状態だった」などの不満の声が挙がった、今回の説明会。

園側は、4月8日の入園式は予定どおり行うとしている。


(「プライムニュース イブニング」3月29日放送分より)