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【パラアスリートの言魂】陸上 兎澤朋美

カテゴリ:芸能スポーツ

  • 「もう一回、堂々と生きたい」と大学へ進学し、陸上に挑戦
  • 入部当時は「100メートル3本走る」のがやっとだった…
  • 東京パラリンピックの舞台に立ち「自分の人生を明るく楽しくしたい」

本格的に陸上を始めてまだ1年半…。

期待の新生として注目を集めているのは、義足のアスリート・兎澤朋美選手、20歳。

「もう一回、堂々と生きたい」

小学5年生の時、骨肉腫で左脚を切断。

「脚を切った時はあまり周りにも言ってなかったり、自分の障がいに対して否定的に考えていて。でも、そういう自分の考え方を変えたかった。もう一回、堂々と生きたい」と思い立った兎澤選手に高校3年生の時、転機が訪れる。

日本財団が日本体育大学に給付型の奨学金制度を設立するニュースを目にしたことから、自ら進んで大学に進学し、本格的に陸上を始めた。奨学金でアスリート用の義足も手に入れることができた。

日本体育大学には、2016年にリオデジャネイロ・パラリンピックで銅メダルを獲得した重本(旧姓:辻)紗絵選手がいた。

「自分もパラリンピックの舞台に立って、人生を明るく楽しくしたい」と兎澤選手は、2017年に日体大陸上競技部のパラアスリートブロックに入部。重本選手を育てた水野洋子監督に指導を受けている。

入部当時の兎澤選手を水野監督は「最初の頃は100メートルを3本走るのがやっとだったんです。そこで彼女は、その時、その時の自分ができることを100%、一生懸命やってきたと思います」と振り返る。

自分の人生を明るく、楽しくしたい!

今挑戦しているのは、100メートルと走り幅跳び。

2018年のアジアパラ競技大会では、女子走り幅跳びで3.89メートルの記録を出し、3位となり銅メダルを獲得した。

水野監督は「本当は小さい時からやっていた方がいいのかもしれないですけど、途中からやり始めても自分のやり方とかそれに対する気持ち次第で可能だっていうことを証明してくれているんじゃないかな」と話した。

目前に迫る東京2020オリンピック・パラリンピック。

兎澤選手は「実際に今、自分が2年間やってきて、記録がコンスタントに上がってきているのも自信になります。自分も2020年の東京パラリンピックの舞台に立って、自分の人生を明るく、楽しくしたいです」と意気込んだ。

兎澤朋美(とざわ・ともみ)

1999年1月14日生まれ 20歳 茨城県出身 日本体育大学体育学部2年
中学でパラ陸上を始め、大学で本格的に取り組む。
18年日本選手権女子走幅跳 金メダル
18年アジアパラ女子走幅跳 銅メダル

(PARA☆DO!:毎週水曜夜10時54分放送
 https://www.fujitv.co.jp/sports/parado/