東京五輪へ“二刀流”! 平野歩夢選手が「スケートボード」大会初戦で見事3位

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  • 平野歩夢選手の新たなる野望…スケートボードの「日本オープン」に出場
  • 決勝で高いエアに加え、1回転半の大技を決め見事3位!
  •  専門家「今後技の難易度を上げていくことで、五輪も見えてくる」

「冬と夏で両立している人ってスケートボードとスノーボードではいない。スノーボードで金メダルを取るより難しいチャレンジです。」

スノーボード男子ハーフパイプで冬季オリンピック2大会連続の銀メダルを獲得した“若きカリスマ”平野歩夢選手(20)が語る次なる野望。

それは、2020年の東京オリンピックから、正式種目に決まったスケートボードへの挑戦。

16日、トップ選手が集う「日本オープン」に出場、異例ともいえる1000人以上の大観衆が集まった。

本格的にスケートボードの準備期間に充てたのはここ1~2ヶ月

 平野選手は平昌オリンピックの1年前、「自分は小さい頃からスケートボードを先に始めたから、新たに違う種目で五輪があるのは全然興味がないことはない。」と話していた。

実はスケートボードを始めた時期の方が、オリンピックでメダルを獲得したスノーボードよりも、早かったという。しかし、スポーツ紙によるとスノーボードの練習やケガの影響などで、本格的にスケートボードの準備期間に充てたのはここ1~2ヶ月程度だという情報も。



日本オープンで見事3位!

こうした中、16日の「日本オープン」で平野選手が出場したのは「パーク」と呼ばれる種目。
おわん型の曲線的なコースを舞台に、制限時間内にジャンプ・回転技などを繰り出し難易度や独創性などを基に採点。

決勝は、3トライの中で最も高い得点で競う。ここで上位に入れば、最大3枠ある東京オリンピックへの道、世界選手権出場の切符が近付く平野選手。

まずは予選に登場すると、スノーボードでも魅せる得意技、“高いエア”をここでも披露!
わずかな練習期間ながら予選を3位通過。上位8人による決勝に、見事駒を進めた。

そして、迎えた決勝1本目は、開始およそ20秒で転倒。会場の熱気にも陰りが…
しかし、そんな観客を沸かせたのが、2本目のトライ。
高いエアに加え、1回転半の大技「バックサイドファイブフォーティー」を披露。ほぼノーミスの演技を魅せ、見事3位に入った

この結果に平野選手は「まさか3位に入れるとは思わなかったから誰もがやった事ないことにチャレンジしてるので正解もないと思うし、みんなの期待に応えられるほど簡単な道のりじゃないと思う。」と話した。

今後技の難易度を上げていくことで、五輪も見えてくる

日本オープン3位という結果に、スケートボードに詳しい小嶋勝美記者は
「スノーボードの経験から、体幹が凄くしっかりしていた。着地の時に軸が一切ブレずに着地で来ているので、斜面を膝を使って漕ぐことによって、スピードがよりつく。結果、エアの高さにも繋がってる」と話した。

そして、東京オリンピック出場の可能性については
「東京オリンピック出場の可能性についてパーク男子では、まさに今、(世界でも)群雄割拠で実力がどの選手も拮抗している状態。平野選手が、持ち味である高さを生かし、今後技の難易度を上げていくことで、五輪も見えてくる。」と分析した。

(「めざましテレビ」3月18日放送分より)

写真:時事通信