8歳長女の手足縛り水風呂で虐待…母親と内縁の夫が書かせた「誓約書」の中身

  • アルバイトの母(29)と内縁の夫(29)が8歳の長女を虐待
  • 10項目の「誓約書」…破ると水風呂で虐待し動画撮影
  • “虐待”の検挙数増え 死亡児童は減ったものの「残る課題」

母親と内縁の夫を8歳長女への“殺人未遂”で再逮捕

ふらつく様子を見せながら片腕で全身を支えるブレイクダンスの大技を決める男のYouTube映像。
披露している赤い髪の男は同居する8歳女児への“殺人未遂”容疑で3月14日逮捕された八尋潤容疑者(29)だ。

福岡県筑紫野市に住むアルバイトの母親と内縁の夫の八尋潤容疑者は今年1月、小学2年の長女にケガをさせた疑いで2月に逮捕されていた。2人は自宅で8歳の長女を水風呂に入れるという残虐的な行為を繰り返していた。

その後の捜査で2人が2018年12月に全裸の状態の長女の両手首と両足首を縛り水風呂に入れる虐待をしていた可能性が強まり警察は、2人を“殺人未遂”の疑いで再逮捕した。

警察によると2人は虐待の様子をスマホなどで撮影していて、これまでの捜査で複数の虐待映像が見つかっているという。

「誓約書」書かせ 破ると水風呂で虐待繰り返す

さらに2人は長女に10項目にわたる約束を「誓約書」に書かせ、それを破ったときに水風呂での虐待を繰り返していたとみられている。

ひらがなでつづられたその「誓約書」の内容は…。

「うそはつかない」
「いわれたことはいちどできく」
「おこられることはしない」…

そして最後に「これをまもります」と書かれた誓約書は長女の机の前に貼ってあったという。

母親は警察の調べに対し
「水風呂に入れるということが死ぬかもしれない危険なこととわかっていながら、八尋(潤容疑者)と一緒に娘を水風呂に入れたことに間違いありません」と、話している。

“虐待”の検挙数増え 死亡児童は減ったものの…

全国で相次ぐ「虐待」。
警察庁のデータによると2018年の1年間に警察が検挙した虐待事件で被害に遭った子どもの数は、前の年より226人増えて1394人。また、命の危険があるとして緊急保護された子どもの数は、前の年より733人増えて4571人。どちらも統計を取り始めてから最多となった。

近年、社会全体の児童虐待に対する意識の高まりとともに警察も、より積極的に動いたり児童相談所と情報を共有したりしていることも影響しているのではないかとみられる。

一方、児童虐待によって亡くなった子どもの数は前の年より22人減ってはいるものの依然36人にのぼっている。 

(「プライムニュース イブニング」2019年3月14日 放送分より)