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基礎研究から「市場」創出へ ノーベル化学賞に吉野彰さん

カテゴリ:国内

ノーベル化学賞に、旭化成の名誉フェロー・吉野彰さん(71)が決まった。

吉野さんが発明したリチウムイオン2次電池は、わたしたちの暮らしを大きく変えた。

吉野さんの発明が生まれる前の時代は、どうだったのか。

1990年代、バブル期の携帯電話といえば、平野ノラさんでおなじみの肩がけのショルダー形だった。

パソコンも分厚くて重いもの、持ち運ぶのが大変だった。

カメラといえば、フィルムで撮るもの。

そういった時代が長く続いた。

それが1990年代の中ごろに、吉野さんが発明したリチウムイオン電池を使った製品が続々と市場に出てきた。

特徴は、小型で軽量、繰り返し充電できるその安全性が高く評価され、わたしたちの生活が、がらりと大きく変わった。

いわゆるガラケーが出てきたのも、吉野さんのおかげ。

携帯電話は、ポケットに入れられるようにコンパクトになった。

パソコンも薄型で軽量で、持ち運びが楽になった。

デジカメと呼ばれる製品が出てきたのも、吉野さんのおかげ。

つまり、1990年代から進んだデジタル化の中で、リチウムイオン2次電池の登場により、モバイル時代の幕が上がった。