長野五輪の金メダルは元カノのおかげ?清水宏保らレジェンドアスリートが激白

  • 球界のレジェンド・上原浩治選手の“雑草魂”サクセスストーリー
  • 清水宏保さんの世界記録更新に金メダルは元カノの浮気のおかげ?
  • 格闘界のレジェンド・堀口恭司選手が“空手の師匠”から学んだこと

偉大な功績を残したレジェンドアスリートたち。

1月27日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、球界のレジェンド上原浩治選手、スピードスケートのレジェンド清水宏保さん、格闘界のレジェンド堀口恭司選手、柔道界のレジェンド篠原信一さんが登場。

輝かしい実績からは想像できない、秘められたエピソードを告白した。

努力?才能?レジェンドたちの小さい頃

まず、レジェンドアスリートたちに一問一答で本音に迫る「ジャンクアンケート」を実施。

「子どもの頃から自分は天才だと思っていた」という質問に、清水さん以外は「ノー」と回答。

みんなの回答に戸惑う清水さんは「僕は小さい頃からバランス感覚が良くて、スキーとかもめちゃめちゃ上手い。本当にスキーでオリンピックを目指そうか、スケートで目指そうか迷ったくらいなんです」と明かした。

堀口選手は「努力と練習あるのみで、ここまで来ました」と答え、篠原さんも柔道を始めたのが中学で、野村忠宏や井上康生監督のように世界選手権初出場で優勝した選手もいる中、世界選手権で優勝するまで6年かかったため、努力を重ねての結果だと話した。

上原選手は「もちろんノーです。中学は陸上部で、高校の時は野球部で補欠。レギュラーの人たちに(甲子園へ)頑張って連れて行ってくれ、と願うタイプでした」と明かした。

浪人生活にアルバイト…メジャーリーガーの“雑草魂”

日本人で唯一ワールドシリーズ胴上げ投手を務めた上原選手。

日本球界に帰ってきた2018年、史上初の100勝、100セーブ、100ホールドを達成。43歳となった今でも、第一線で活躍している。

しかし、そんな上原選手は、プロの入団会見で「雑草魂で頑張りたい」と意外な言葉を口にしていた。

なぜ、“雑草魂”なのか。番組では、上原選手の華麗なるサクセスストーリーに迫った。

地元・大阪の東海大学付属仰星高校出身の上原選手。競合ひしめく大阪で甲子園への出場経験もあり、スポーツに力を入れた高校だったが、上原選手は全くの無名の存在。当時のポジションはピッチャーではなく外野手で、2年生の秋までベンチ入りもできなかった。

同じ野球部で同級生だった元メジャーリーガーの建山義紀さんは「高校時代は2年生まで外野手だった。愚痴が多かった…。最寄り駅の前にスーパーがあって、そこでアイスクリームを食べながら先輩の愚痴を。練習嫌いというより、野球自体が好きじゃなかったんじゃないかな」と明かした。

高校3年生の時には、監督に言われて仕方なくピッチャーへ転向するも、練習が嫌いで成績が伸びずに常に二番手。甲子園にも行けず、プロ野球どころか、大学や社会人からの勧誘もなかった。

上原選手が当時目指していた進路は体育教師。地元の大阪体育大学を受験するが、不合格で浪人生活を送ることに。予備校に通い、勉強漬けの毎日を過ごす一方で、アルバイトを掛け持ちした。

そんなどん底の上原選手の耳に入ってきたのは、東京六大学リーグでの同級生たちの活躍ぶり。同世代のエリート選手たちの活躍を見て、「もう一度、野球に真剣に取り組みたい」と思うようになった。

受験勉強の傍ら、メジャーリーガーの書籍を読み漁り、ジムで肉体改造。1年後、大阪体育大学に合格し、野球部に入部。浪人中のトレーニングの成果もあり、体重は10キロ以上増え、130キロ台だった球速は146キロにまで伸びた。

大学3年生の時は、同い年のエリート、高橋由伸さんとともに日本代表に選ばれ、当時国際大会151連勝中だったキューバを相手に力投。歴史的勝利に貢献し、プロ注目選手へと躍り出た。

そして、1998年のドラフト会議で巨人を逆指名し、ドラフト1位で入団。浪人やアルバイトを経験した無名の雑草が、血のにじむ努力で栄光をつかんだ。

入団1年目から20勝をあげ、沢村賞などのタイトルを総なめし、その後も巨人のエースとして日本球界で10年間活躍。2009年にはメジャーリーグに挑み、ストッパーとして実績を残して世界一のマウンドに立った。

今年から上原選手は、巨人入団時からメジャー時代まで常にこだわってつけていた背番号「19」をつけることが決定。その数字には、“19歳の浪人時代に味わった悔しさを忘れない”という意味が込められているという。

自身の“サクセスストーリー”を振り返り、上原選手はまず「愚痴は僕だけじゃない、みんなで言っていた」と否定。そして、「1年生の時に門倉健さんと投げ合って。(門倉さんは)12球団から注目されるような選手で、スカウトがみんな門倉さんを見に来ていたんです。僕と投げ合って、スカウトが『あいつ、誰だ?』ってなり、そこから少しずつスカウトの方が来てくれた」と、門倉さんに感謝していた。

元カノの浮気のおかげで金メダル!?

続いて、「自分の活躍は○○のおかげだ」という質問に、「元カノ」と回答した清水さん。

テレビで初めて話すと前置きしたエピソードは、「元カノのおかげで今の自分がある」と微笑ましそうな話だが、よくよく聞いていくと何とも悲しい話だった。

1998年、長野オリンピックのスピードスケートで日本人初の金メダリストとなった清水さん。

世界記録を4度更新したが、実は、当時付き合っていた彼女の力で世界記録の更新ができたという。

当時の彼女は、海外遠征に出発する日も「応援している」と送り出してくれていたが、遠征先から彼女の実家に清水さんが電話をすると、彼女は沖縄旅行中だと言われたという。

以前から怪しい男の存在を感じていた清水さん。当時はまだ搭乗者リストを確認できる時代だったため、電話で彼女と怪しい男の名前で確認してみると、2人は同じ飛行機に搭乗していたことが発覚する。

浮気を確信した清水さんは怒りに燃え、その怒りのすべてを試合にぶつけたという。

それが1996年のワールドカップカルガリー大会。これまでも世界記録の更新を狙っていたが、この試合で自身初の世界記録をたたき出した。

そこから波に乗った清水さんは、長野オリンピックで金メダルを獲得。浮気していた元カノの存在なしでは、この活躍はなかったと振り返った。

清水さんは「当時、遠征先から電話していたので、電話代だけで25、6万円掛かっていたんです。さらに、この彼女は三股かけてて。どんどん発覚していくんです。元カノがいなければ、ロケットスタートも生まれてないです」と明かした。

注目度UP!格闘界のレジェンド

5歳で寸止めの伝統派空手を始め、高校生のころに、山本KID徳郁さんの強さに憧れて、プロの総合格闘技の道へと進んだ、格闘界のレジェンド・堀口選手。

その後、総合格闘技のメジャーリーグ「UFC」で、日本人最高位の世界ランキング3位に。また、2018年9月にはキックボクシング界の神童・那須川天心選手と対戦。寝技を使わない特別ルールで殴り合う試合に世間は注目した。

さらに、2018年の大みそかに格闘技界に激震が走った。Bellator世界王者、ダリオン・コールドウェルを相手に見事勝利し、堀口選手はRIZIN初代バンタム級王者に輝いた。

「自分の活躍は“空手の師匠”のおかげ」と答えていた堀口選手。その理由を「(寸止めの伝統派空手は)相手に当てないんです。でも、先生は当ててから引けって。でも、寸止めです。当たっているんですけど、引くんです。元をたどれば格闘技は相手を倒す競技なので、根本的なことを教えてもらった」と告白。

“当てて引く”という堀口選手の言葉に、MCの浜田雅功さんも「寸止めじゃないよね?」と思わず首を傾げた。

そこで、実際に“当てて引く”寸止めを披露してもらった。相手はスピードワゴン・小沢一敬さん。

「マジ、怖い」とビビりまくりの小沢さんに、堀口選手のパンチがさく裂!言葉も出ない小沢さんだが「風がビュンと来ます」と思わぬ迫力に圧倒されていた。 

『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送