「ハノイ」で2回目の米朝協議 北朝鮮に譲歩?

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2月末に行われる2回目の米朝首脳会談。

開催場所は、ベトナムの首都ハノイに決まった。

非核化の進展は?

そして、金正恩(キム・ジョンウン)委員長は外出して、またカメラの前に姿を現すのか。

盛大な拍手に応える、北朝鮮の金正恩委員長。

8日、朝鮮人民軍創建71周年の祝賀公演に、妻の李雪主(リ・ソルジュ)夫人と出席した。

歌と演奏に満足したのか、親指を立てるしぐさを見せたり、夫婦そろって歌を口ずさむ、珍しいシーンも見られた。

その金委員長が、アメリカ・トランプ大統領と再び、相まみえる米朝首脳会談。

9日、「会談はベトナム・ハノイで、2月27日・28日に行われる。金委員長と会い、平和を前進させるのを楽しみにしている」と自らのツイッターで、開催地を明らかにしたトランプ大統領。

再会談の場所をめぐって、アメリカ政府は当初、セキュリティーの面などから、2017年にAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が開かれた中部ダナンを希望。

しかし北朝鮮側が、大使館のあるハノイを強く希望し、その要求に押し切られた形。

FNNの取材では、北朝鮮側は、平壌(ピョンヤン)からの飛行距離を短くしたいと要請してきたという。

ダナンより、飛行距離がおよそ300km短い、ベトナムの首都ハノイ。

金委員長が専用機を使って、ベトナム入りする可能性も出てきた。

一方、金委員長が宿泊するホテルの候補として、スペイン最大のホテルグループが運営する、高級ホテルが浮上している。

地元当局は金氏の滞在先として、ガラス張りの5つ星ホテルを検討しているが、まだ正式には決まっていない。

今週中にも、ベトナム政府高官が北朝鮮に向かい、具体的な調整を行う見通し。

一方、再会談をめぐっては、こんな動きも...。

首脳会談には、世界中のマスコミが集まるため、ハノイ市内のホテルは軒並み、会談日前後の予約が取れない状態になっていた。

パリのオペラ座を模して建築されたとされるオペラハウスや、市民の憩いの場所・ホアンキエム湖など、「東洋のパリ」とも称された、風光明媚(めいび)な都市・ハノイ。

2018年6月の初会談では、シンガポールの超高級ホテル「マリーナベイ・サンズ」の展望デッキを訪れるなど、市内を散策した金委員長。

今回のベトナム訪問は、公式訪問ともなるため、ハノイ中心部にあるホー・チ・ミン廟(びょう)にも訪れる可能性がある。

祖父の金日成(キム・イルソン)主席は、1958年と1964年の2回、ハノイを訪問し、ホー・チ・ミン国家主席と会談。

金委員長も現在の最高指導者、グエン・フー・チョン共産党書記長との間で友好関係を確認するとともに、ホー・チ・ミン国家主席が眠る、霊廟(れいびょう)も訪れるとみられる。

ハノイ市民は「トランプ氏と金正恩氏が会うのは、世界平和にとって良いシグナルです」、「ベトナム人・ハノイ人として、(開催を)とても誇りに思う」と話した。