インフルエンザ大流行!驚きの新薬と感染拡大を防ぐ身近な飲み物とは?

カテゴリ:国内

  • インフルエンザ流行シーズン突入…予防と対策を聞く 
  • 新薬「ゾフルーザ」は1回の服用でOK
  • 身近な飲み物がウイルスを無効化する!

画期的な新薬も!インフルエンザ最新対策

11日、厚生労働省よりインフルエンザ流行の最新調査結果が公表された。

去年12月31日~今年1月6日までの一週間で、推計およそ58万6000人の患者が医療機関で受診し、去年の秋口からの累計受診患者数はおよそ165万人という結果。インフルエンザはまさに流行シーズンに入ったと言えそうだ。

「直撃LIVEグッディ!」では、スタジオにバイオメディカル研究所特別研究員・中山幹男医学博士をお迎えし、注目の新薬“ゾフルーザ”をはじめとした、インフルエンザの予防と最新対策について伺った。

立本信吾フィールドキャスター:
一週間でドンと増えたインフルエンザ患者。この数字の恐ろしいところは、実は12月31日からの一週間というのは本来、そんなに患者が増える時期ではないということなんです。

中山幹男医学博士(インフルエンザを20年超研究):
はい。例年より早いんじゃないかと思います。正月が終わった後はまた増えていくと思います。

立本:
年末年始の時期はあまり人が外に出ないので、爆発的に患者が増える時期ではないにも関わらず、この58万6000人という患者数ということはこの後、お正月が終わり会社や学校が始まるとさらに爆発的に増える可能性があります。

猛威を振るうインフルエンザ。そこで、今注目されているのが、新薬“ゾフルーザ”だ。

【抗インフルエンザ薬「タミフル」は…】

・「細胞内で増えたウイルスを他に移すこと」を抑制する薬

・2001年2月~販売開始

・1日2回×5日間服用を続ける

・ウイルス未検出になるまで72時間かかる


 【新薬「ゾフルーザ」は…】

・「細胞内でウイルスが増えること」そのものを阻止する薬

・2018年3月~販売開始

・服用は1回のみ

・ウイルス未検出になるまで24時間


 
立本:
医療ジャーナリスト・薬剤師の吉澤恵理先生によりますと「ゾフルーザは新しい薬ですので、副作用のリスクや、ウイルス側がどのように耐性をつけてくるのかがまだ未知数の部分もありますので、しっかりと考えて、医師と相談して服用してください」ということでした。

安藤優子:
ゾフルーザは注目されている薬なんですか?

中山氏:
はい。新しい薬ですから、副作用もまだよく分かっていないところがあります。副作用は人に使って初めてわかるものですから。動物治験などの治験はやっていると思いますが、たくさんの人が使った後で、本当に副作用がないかどうか分かってきます。

安藤:
新薬っていうのはまだ少し怖い部分もあるんですね。

高橋克実:
でも1回、1錠のみでいいってすごい! 

三田友梨佳アナウンサー:
家族の誰か一人がインフルエンザになった時に、ウイルスが未検出になるまで24時間とぐっと短くなるのもいいですよね。

中山氏:
ウイルスの増殖を止めるので、画期的な薬だと思います。ただ、ウイルスの増殖を止めると体の中でウイルスが増えてませんから、インフルエンザに対しての免疫が出来ないってこともあるんです。
 
さらに、インフルエンザ対策の驚きの“新常識”がこちら!

<インフルエンザ対策には紅茶を飲むべし>

・ウイルスには「スパイク」という粘膜細胞に侵入するための突起がついている

・紅茶を摂取することで、テアフラビンという成分がスパイクをガードする→結果的にウイルスを“無力化”することができる!

・一部の研究では10秒でインフルエンザウイルス100万個を無力化。これは消毒液並みの効果!



安藤:
へ~!紅茶っていいんですね。だったらできる限り紅茶を飲もうかな…緑茶よりも紅茶ですか?

中山氏:
緑茶もいいですが、紅茶の方が効き方が早いですね。ですが、紅茶でうがいしても感染予防にはならないんです。かかった人が飲むと口の中のウイルスが無力化しますから、人にうつさない。

立本:
インフルエンザにかかった人ほど飲んでほしいということですね。

中山氏:
1時間ごとに少しずつ口に入れてくれれば、その人の口からウイルスが出てこないので、飛沫感染を防げます。

立本:
家庭内感染が怖いですよね。注意するポイントは… 

湿度40%以上でインフルエンザウイルスは死滅

<家族が感染した場合の注意点>

・看病にあたる人は1人に限定

・患者と顔をあわせるときはマスク着用

・他の家族は別の部屋で寝る。患者の使ったタオルや食器類を共有しない

・患者の使った食器や洗濯物は家族分と分けて洗う必要なし


そして一番のポイントは…「湿度40%以上でインフルエンザウイルスは死滅する」こと。


中山氏:
湿度が低い冬がインフルエンザの流行期です。湿度が低いとインフルエンザウイルスが非常に元気になるので、湿度を上げるのが最善です。例えば湿度50%だと3時間でウイルスは1万分の1に下がります。
40%~70%以上に湿度を上げれば、それだけで部屋にいるインフルエンザウイルスは死んでしまいます。


インフルエンザの正しい予防・対策を知って、感染拡大を防ぎたい。


(「直撃LIVE グッディ!」1月11日放送分より)