「冷凍マグロ解ける」「大渋滞」 豊洲 初日から課題

カテゴリ:国内

想定外の気温で、冷凍マグロが溶けるトラブルも。

豊洲移転初日、早くも課題。

旬のサンマに大きなカレイ。

ずらっと並んだ魚全て、11日朝、豊洲市場で仕入れたという。

豊洲市場のオープンにともない、東京都内のスーパーで始まった“記念セール”。

全国各地から集まった豊洲出荷第1号の魚や貝などが、ずらりと並んだ。

お客さんは、「新鮮さがいい、ずっしりしてる」と話した。

すしざんまい・木村清社長は、「豊洲で一番いいマグロを買ってきた。皆さんに食べていただきたい」と話した。

また、豊洲市場から仕入れたマグロを社長自ら切り分けていたのは、築地場外にある、すしざんまい本店。

豊洲マグロを食べたお客さんは、「すごくおいしかった。初日、初競りのものなので」と話した。

しかし、豊洲での仕入れを終えた直後、木村社長は「日本の台所だから、うまくやれるように不都合のところをうまく改良して」と話していた。

新たな“日本の台所”に、はたして、どんな課題が浮き彫りになったのか。

11日午前0時にオープンした、豊洲市場。

未明には、小型運搬車「ターレ」1台が出火したほか、女性が「ターレ」に接触する事故も。

午前5時半から行われたマグロの初競りでは、青森・三厩産の本マグロが428万円で落札された。

初日の競りを終え、仲卸「樋長」8代目・飯田統一郎社長は、新市場の改善点を「競り場の上の照明がLED(発光ダイオード)で、近くで懐中電灯当てないと、魚がぼやける。温度が思ったよりも、きちんと管理できてなくて高かった」と指摘した。

競り場では、想定以上に気温が上がり、冷凍マグロが一部溶けるなど、品質に関わる問題が発生。

また、市場の外でもこんな問題が。

環状2号線の開通が間に合わず、現在、東京都心から豊洲市場に渡る橋は、晴海大橋1本のみ。

そのため、橋から市場に向かう交差点は、関係者の車で、未明から大渋滞。

駐車場に続くスロープも、びっしり埋まっていた。

買い付けに来た人は、「築地はそんなに滞るところはあっても、渋滞になることはなかった」と話した。

この週末からは、一般観光客も訪れるため、アクセスの混乱が懸念される。

一方、移転にともない、解体工事が始まった築地市場では、閉まったはずの市場内で営業を続ける店に行こうとした人々と、都の職員がもみ合いになる場面も。

波乱含みのスタートとなった豊洲市場。

安心・安全の“豊洲ブランド”をどう築いていくのかが、最大の課題。