【独自】不法投棄で作業員数人を書類送検へ “除染”ゴミを地中に

カテゴリ:国内

福島第1原発事故の除染事業をめぐって、大手ゼネコン・清水建設の下請け企業の作業員らが、除染で出た廃棄物を不法に捨てていた問題で、警察は近く、作業員数人を書類送検する方針。

放射性物質汚染対処法違反の疑いで書類送検されるのは、清水建設の下請けに入った除染企業で、重機を操作していた作業員ら数人。

この作業員らは、福島・大熊町の家屋の除染解体工事で出た廃棄物の一部を、指定の仮置き場に運ばず、そのまま近くの地中に埋めていたことが、FNNの取材で明らかになっていた。

不正投棄に関わった除染作業員は、「ボードの残骸であったり、断熱材のごみだったり、そういうのを埋めていました。(放射性物質は?)ついていると思います」と話した。

警察はこれまで、環境省と合同で、数カ所の土地を掘り起こし、この作業員らが埋めた廃棄物を見つけていて、いずれも放射性物質に汚染されていたという。

取材に応じた作業員は、下請け企業の上司の指示で不法に投棄していたと説明していたが、この上司は、警察の事情聴取に対して関与を否定したという。

環境省は、今後の刑事処分をふまえ、清水建設と下請け企業に対し、行政処分を行うか検討する方針。

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