逆に新鮮?平成30年間分の“恋愛あるある”を一気に振り返る動画にドキドキ

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  • キリン株式会社が公開した『平成恋愛図鑑』が古くて新しい
  • ポケベルでやりとり、ガラケーにプリクラ…平成30年間の「恋愛あるある」
  • 「平成は愛のチカラで輝いていた」

思い当たる?ポケベル、伝言板、ペアルック…

まもなく今年もあと1ヵ月、「平成」は残すところあと5ヶ月となった。
おせち料理から福袋まで、「平成最後の…」と銘打った商品がズラリと登場しているが、今、平成30年間分の「恋愛あるある」をひとまとめにした動画が登場し、話題をさらっている。

それが、キリン株式会社が11月26日に公開した『平成恋愛図鑑』だ。

動画はまず、これだけでもすでに「懐かしい…」とため息が聞こえてきそうな、カバー付きの黒電話をかける男性から始まる。
祈るように受話器を握りしめるこの男性、実は大ギャンブルの真っ最中。

1985年にNTTから「ショルダーホン」が発売されているが、まだまだ小型の携帯電話は登場していない時代、恋人同士の通話も自宅の固定電話同士でするのが当たり前。
彼女が出てくれれば良いが、「彼女のお父さん」が出たらどうしよう……電話をかけるにも覚悟が必要だった、平成初期の“あるある”ネタだ。

続いては、待ち合わせに遅刻した彼氏へ向け、駅の掲示板に残された「待ち合わせポエム」。

待ち合わせに遅刻しそう!とわかった時点で伝えたい…しかし移動中は手元に連絡手段はなし。
伝言板に残された彼女からのメッセージを見つけるまで「怒っていないだろうか…」とハラハラしながら電車に揺られていただろう彼氏の心境を考えると、メールでひとこと「遅刻するね」と伝えられる現代では、遅刻への罪悪感が薄れてしまっているのでは…とも考えさせられてしまう。ドラマで待ち合わせでのすれ違いがよく描かれていたのもこの頃だ。

そんなハラハラの待ち合わせを超え、ようやくポケベルという連絡手段をゲット!
しかし、カタカナが使えるようになるまでは、724106で「何してる?」、8110で「バイト」など、数字の組み合わせで文章を作っていたため、“解読”が必須だった。

暗号レベル?のポケベル

ここから平成中期の“あるある”に突入。

画面が“ワイドサイズ”になる芸の細かさにも感動してしまうが、ここでようやくガラケーが登場。
待ち遠しいメールが届いていないか、気になって何度も手動でチェックする「センター問合せ」に、電池パックに貼られ、フタを開けるまで“封印”された状態になっている恋人とのプリクラなど、ようやく、“ギリギリ平成生まれ”20代の筆者も経験したことがあるエピソードが出てきた。

そして平成後期に入ると、スマートフォンが登場。
彼氏と撮る写真もプリクラではなく、“自撮り棒”を駆使し、画像加工アプリで“デコった”ものに変化していくのだ。

動画の最後には、「平成は愛のチカラで輝いていた。次の時代も輝いてほしいから、自分自身のチカラを呼び覚まそう」というキャッチコピーが現れる。

この動画は、キリンから発売されている「プラズマ乳酸菌 iMUSE(イミューズ)」をPRするものだが、実はキリンが公開している“あるあるネタ”動画は今回で3作目で、第1弾は「小学校あるある」、第2弾は「トレンディドラマあるある」。
どれもそのクオリティと共感度の高さから話題になっていたが、なぜ今回「平成の恋愛」に目をつけたのだろうか?
さっそく、お話を伺ってみた。

「当時の現役コギャル」の協力も…

――今回、「恋愛あるある」をテーマにしたのは何故?

平成の締めくくりの年に、多くの方に共感いただけるものは何だろうか?と検討を重ねた結果、平成の各時代の世相を映し出す「恋愛」をテーマにして、それぞれの輝いていた時代を描くと面白くなるのではないかということになり、第1弾の「小学生あるある」、第2弾の「トレンディドラマあるある」動画に続く、「平成恋愛あるある」として、第3弾の動画を作るきっかけとなりました。


――世代ごとの「あるあるネタ」はどうやって集めた?

平成初期であれば現40代、平成後期であれば現20代、のように各世代の方々にヒアリングを行いながら、当時のあるあるネタをリストアップしていきました。平成中期のコギャルのシーンは、当時現役のコギャルで現ダンサーの方にもアドバイザーとして入っていただき、パラパラのダンスを忠実に再現しました。
また、今回の動画制作を担当された監督ご自身も40代でしたので、平成初期のシーン(実家の電話やポケベル)などについては、よりリアルに描けたのではないかと思っています。

恋愛より友情!の「コギャル」たち

なんと、実際に“ポケベル世代”の監督がメガホンをとっていたという、『平成恋愛図鑑』。
YouTubeでの再生数は26日の公開から2日で1万5000回を超えている。(11月28日現在)


――公開から反響は?

SNSでの再生回数を含めると公開から2日で3万回以上の再生回数となっています。現時点で約70件のWebメディアに取り上げていただいているほか、Twitterでも「懐かしい!」「共感した!」という声を多数いただいています。


――この動画で伝えたいメッセージは?

動画の最後のシーンに「平成は愛のチカラで輝いていた。次の時代も輝いていてほしいから。」というコピーがありますが、平成は終わっても、チカラ呼び覚ます乳酸菌プラズマ乳酸菌「iMUSE」で皆様に輝いてほしいというメッセージをお伝えできればと思っています。

ふたりで「LOVE」が完成するペアルック

黒電話はスマートフォンに、ポケベルの“暗号”はメールにと、30年で急激に進化した技術。

携帯電話を持ったばかりの頃はソワソワと「センター問合せ」を連打していた筆者は、今やLINEなどの通話アプリで“秒刻み”のやりとりをするのにすっかり慣れてしまったが、ポケベルでのやりとりに少々憧れを持っている。
わずかな文字数しか送れないからこそ、その内容は考えに考えて選び抜いたものであっただろうし、うっかり失言…などということもなかっただろう。
ついでに、“遅刻魔”のみなさんは、一度駅の伝言板に「もう帰ります!」と書かれるといい薬になるかもしれない。

“TikTok世代”の若者たちはピンとこないかもしれないが、「古き良き…」を噛みしめられる、この動画。
第4弾は「反響の大きさにより検討させていただきたいと思います」とのことなので、平成最後、または新元号最初の「あるあるネタ」に期待したい。