高機能なのに低価格!インスタで話題の「ワークマン」の戦略とは

カテゴリ:国内

  • 機能性と低価格で一般ユーザーも注目
  • 人気のきっかけはユーザーのインスタ動画配信
  • プライベートブランドで売上を伸ばし2018年は255億円に拡大

一般ユーザーも注目

行こうみんなでワークマン♪ 」のコマーシャルでお馴染みの『ワークマン』。 
 全国に800店舗以上を展開する作業服専門店に今、変化が起きている。

きょうオープンの「ワークマン・プラス川崎中野島店」に並ぶのは、カジュアルファッション大手も顔負けのデザイン性の高い商品や鮮やかな色使いをした商品の数々。 まるでアウトドアショップのようだ。

ワークマン・プラス川崎中野島店

ワークマンといえば、建設現場などで働く「プロの作業員」がターゲットだったが、最近は、商品の丈夫さと高い機能性に一般ユーザーからも注目が集まっている。
実際社内で調査をしたところ、来店客のおよそ2割が一般客で、中には女性も含まれていたという。

今回出店したワークマンプラスの商品は、一般向けに商品化したプライベートブランドの製品にも力を入れている。 安宅キャスターが頭から水をかぶっても、ジャケットにはほとんど水滴がつかない完璧な防水加工だった。

機能性と低価格

さらに、注目は価格の安さ。  
通常、高い機能がうたわれる商品は、価格も高くなりがちだが…。

ワークマン・土屋哲雄常務取締役

10万着単位で生産

ワークマン・土屋哲雄常務取締役は、「作業用ということは、830店舗で売れるので10万着単位で生産できる。スポーツやアウトドアで10万着単位を生産できる会社はあまりない 」と話す。

ワークマンでは2011年からプロの作業員向けにプライベートブランドを生産し売上を伸ばし、さらに2016年からは一般ユーザー向けの商品生産も強化。その結果売り上げは、2017年には191億円、2018年は255億円と拡大した。      

ワークマンは今後同様の店舗を増やしていき、2020年までには100店舗を出店したい考えだ。

顧客が作った新しい業態

経営コンサルタントの森田章氏は、
顧客が作った新しい業態という点に注目している。作業服は実は、バイクに乗る時とか、釣りに行く時に使えるということをネットユーザーが発見して、それを検証する動画を作ってインスタグラムで拡散した。アウトドアで低価格というところもなくて、ユーザーが使い方を見つけてワークマンがそれに乗っかったのかなと思う」と話す。

その上で、今後の課題はeコマースだと指摘する。

「ワークマンは主にフランチャイズ店舗で展開しているので、eコマースを本部が展開しようとすると既存の店舗の売り上げを下げてしまうことになる。本来こうゆうベーシックな商品はeコマースに向いているので注目したい」としている。

(「プライムニュース α」11月7日放送分)