クロマティが王貞治監督の言うことしか聞かなかった驚きの理由

  • 元巨人のクロマティさんは、ある想いから息子の名前に「オー」とつけた
  • マラソンのワイナイナさんは、日本の動物園で涙しそうになった
  • さらにクロマティさんが日本で試合中困っていたこととは?

日本のスポーツ界で“一時代”を築いたレジェンド達。

10月7日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系列)には、そんな豪華レジェンドが大集合し、アスリートたち自身が経験したことや競技にまつわる情報をクイズ形式で出題した。

王さんを尊敬するあまり…

読売ジャイアンツ黄金の80年代を支えた史上最強の助っ人、ウォーレン・クロマティさん。
元々メジャー・リーグのモントリオール・エクスポズで、5番打者として活躍していた現役メジャーリーガーだったが、84年にジャイアンツに移籍すると、メジャー仕込みのバッティングで、入団から3年間連続30本塁打を記録。更に86年には首位打者を活躍するなど、持ち前のバッティングで大活躍した。その明るいキャラクターは多くのファンに愛され、テレビCMにも起用されるなど一躍人気者に。
現役引退後の現在は、日本に移住し、ヒストリーチャンネルに就職。特派員としてユーチューブで日本文化を発信している。

今でこそ日本が大好きなクロマティさんだが、ジャイアンツに入団した当初は、アメリカと日本の文化や野球の違いに悩み、極度のスランプに陥った。そんな不振にあえぐクロマティさんを救ったのは、当時ジャイアンツの監督として指揮をとっていた『世界の王』こと王貞治監督だった。

事あるごとにクロマティさんを焼き鳥屋に誘い、日本の野球文化からバッティングのアドバイスまで、様々な相談に載ってくれていたそうだ。その甲斐あって持ち前の打撃力が復活すると「ジャイアンツ史上最強の助っ人」と呼ばれるまでになった。クロマティさんの活躍の影には、王監督の支えがあったのだった。


そんなクロマティさんから“恩人”とも言うべき王監督にまつわるクイズは、「尊敬する王監督をいつも身近に感じていたいという思いからクロマティがしたことは?」というもの。

A.自宅に王監督の銅像を建てた

B.子どもに「オー」と名付けた

正解はBの子どもに「オー」と名付けた事。

クロマティさんの自伝『さらばサムライ野球』を見てみると、次のような一説がある。

王のことは親友みたいに感じている。だから4月にアメリカで2番目の息子が生まれたときには王の名前にあやかってコーディ・“オー”・クロマティと名付けた。

これについてクロマティさんに詳しく聞くと「2つの理由があります。1つ目は日本の文化にどう適応したらいいかを教えてくれたこと。そして2つ目は日本に残るように何度も説得してくれたことです。王さんがいなかったら、今の自分はいないと思うくらい感謝しています」と明かした。

一方で元チームメイトの
駒田徳広さんは「だって王さんの言うことしか聞かなかったですもん。他のコーチの言うことは聞かないんですよ」と驚きの発言。するとクロマティさんは「王さんonly。シバタさんNO、ドイさんNO…(笑)」と当時のコーチ陣の実名を上げ、スタジオ全員が慌てふためく事態に。

クロマティさんに真意を問うと、「もちろん尊敬してなかったわけじゃないけど、王さんに勝る人はいなかったから…」と、王さんへの熱い想いを明かしていた。

カバから逃げる方法…?

クロマティさんと同じく、日本のスポーツ界を熱狂させた外国人アスリートがエリック・ワイナイナさん。
元々無名ながらスカウトされ、遠くケニアから来日したマラソン選手だ。

1994年の北海道マラソンでは「アフリカ大陸の底力を思い知らされました!」という実況が話題になったように、人生初参加のマラソンで優勝するという伝説を打ち立てた。翌年の東京国際マラソンでも優勝し、アトランタ五輪で銅メダル、シドニー五輪で銀メダルと、2大会連続でメダルを獲得したワイナイナさん。

現在は日本で暮らし、ランニングの楽しさを伝える活動をするなど、すっかり日本に溶け込んでいるが、来日直後は強いホームシックに襲われたという。

そんなワイナイナさんは「ホームシックで悲しむワイナイナさんを元気づけるため、チームメイトが連れて行ったところは?」と出題。

A.動物園

B.ジュリアナ東京

正解はAの動物園。
人生初の動物園を楽しんだと思いきや、「ケニアにいたときは、オリに入っている動物は見たことがなかったんです。あちこち行けば、その辺に動物がいるので。なので日本の動物園に行って、泣きそうになるほど悲しくなりました」と、逆に辛い経験になってしまったそうだ。

MCの浜田雅功さんがそれに対し、「その辺に動物がいたら、人間は危ないんじゃないの?」とケニアでの素朴な疑問をぶつけると、「そりゃあ動物にぶつかると、食べられている人もいますよ」と、さも当たり前の事の様に答え、そのテンションにスタジオがざわついた。
更に「危険な目にあったことは無いの?」と聞かれると、カバに追いかけられた経験があると言うワイナイナさん。
「急にカーブをすれば、カバはまっすぐ走ることしかできないので、逃げられます」という、日本では役に立た無さそうな豆知識に、スタジオが沸いていた。

来日して驚いた事は…

遠く海を渡り日本に来てレジェンドとなったクロマティさんとワイナイナさん。2人は日本に来て驚いたことが、数多くあったという。

ワイナイナさんは、高校生の時に日本にやってきた際、「その時は日本にはサムライがいると思っていた。刀持っていて斬られるんじゃないかなって(笑)」という驚きの不安を持っていたと説明。
ちなみに、ワイナイナさんをスカウトした人はケニヤッタ小林さんという日本人。ケニア陸上界に太いパイプを持ち、これまでに50人以上のケニア人ランナーを日本に紹介した人物だが、その人物は、なんとテニスプレイヤーの杉山愛さんの義理の父だと明かされていた。


また、クロマティさん聞いてみると、「『かっとばせー!クロマティ!』がワンパターン(笑)」と暴露し、笑いを誘った。
浜田さんが「悪いこと言うなぁ。応援してるんじゃないですか!(笑)」と突っ込むと、「凄くうるさくて、試合中ずっとやっているから、そんなのはメジャーに無いね、とても耳障りでした」と日本独特の文化に困っていた事実を明かしていた。

『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~7:57放送