平成ラストサマー30年の変化「働く女性の社会進出」

カテゴリ:国内

  • 平成の30年間で女性は男性が多いとされる職種にも次々と進出
  • 「子どもができてもずっと職業を続ける方が良い」と考える女性が増加
  • 管理職に占める女性の割合は各国を比較すると低い

これは今から28年前の平成2年、当時はまだ珍しかった女性のタクシー運転手を取材した画像だ。

平成の30年間で、女性は男性が多いとされる職種にも次々と進出した。

女性の就業者の割合も増え、平成29年には67%あまり、2859万人となっている。

こうした背景には、女性自身の意識の変化も。

内閣府の調査では「子供ができてもずっと職業を続ける方が良い」とする女性は、平成4年の26%余りから28年には55%以上と約2倍に増えた。

女性の活躍する分野については,平成以前はサービス業や製造業が主なものだったが、平成27年には「医療・福祉」分野が1位となった。

弁護士や裁判官など司法分野、大学教授など学術分野への進出も目立つ。

こうした一方で、企業などの管理職に占める女性の割合について、係長や課長職は伸びを見せているが、その上の部長職クラスでの伸びは鈍く、各国と比較してみると、欧米やシンガポールと比べても13.2%と低い割合となっている。


街の人の声を拾ってみると
エンジニア(20代)
「わたしの母の時代は、女性は結婚したら仕事辞めるのって割合としては多くて。今は働きたい人が働けるような風潮があって、そういうところはすごくいい」
経理(50代)
「フレックスタイムで働ける会社が増えたと思う。フレックスを利用して、早く帰って、お子さんと一緒に過ごせる時間は、平成の頭のころと比べると、かなり良くなっているかなと思う」

津田塾大学教授の萱野稔人さんは、「今後の女性の社会進出を進めるには「女性の社会進出と男性の家庭進出は表裏一体の関係なので、それを同時に進めていくことが必要。そのためには長時間労働の是正が必要だ」と語った。

(「プライムニュース アルファ」8月17日放送分より)