災害時インフラ最新情報

“他人事”を“自分ごと”へ 青春を難民問題に捧げる高校生たち

開成高校3年生「K-Diffusionors」 村川智哉さん

  • 今の高校生は社会問題に目を向ける時間がない
  • ウガンダを訪問し目の当たりにした“現実”
  • 難民について“知らない”で終わらせない

「日本で高校生をしていると、勉強や部活で手一杯で、社会問題に目を向ける時間がない。以前の自分もそうでした。知らないと言うことが怖い状態だというのが僕たちの考え方」

こう話すのは現在、開成高校3年生の村川智哉さん。

去年、人道支援を行うNGOのイベントをきっかけに、難民問題への関心が高まり、学生団体「K-Diffusionors」を設立した。

目の当たりにした“現実”

日本の難民受け入れ数が諸外国に比べて極端に少ない事を知った村川さんたちは、自ら企業を回って協賛金を募り、今年1月にはメンバー5人で南スーダンの難民が暮らすウガンダの難民キャンプを訪問。

彼らがそこで知ったのは、何気ない日常が突然奪われてしまう現実だった。

村川さんは「急に街が襲われて逃げてきた人は、『家族と今も連絡が取れていない』と話していた」と振り返る。

帰国後、村川さんたちはSNSで全国の中高生に呼び掛け、各地で報告会を開催。

難民たちの生活を360度カメラで撮影し、編集した映像を、参加生徒たちにVRで体験してもらうコーナーなど、若者らしいアプローチで“他人事”を“自分ごと”に変えていくことの大切さを訴えた。

こうした活動の輪は学校の枠を超えて広がっている。

青春を難民問題に捧げる村川さんは、「何も知らないと“日本に難民の人が来たら犯罪を犯すのでは?”と思ってしまう。知ることを通して、相手の立場を慮ることができたり、当事者意識を持って、相手の立場に立つことができるのです」と熱く語った。

K-Diffusionors
https://kaiseidiffusionors.wixsite.com/forabettersociety

「フューチャーランナーズ~17の未来~」
フジテレビ 毎週水曜日22:54~23:00放送中(関東ローカル)
BSフジ 毎週土曜日 21:55~22:00放送中
■動画はこちらから
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/archive.html

SDGs

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/sdgs.html