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「国民からの祝福が大きな支え」 雅子さまがお誕生日の感想で示した国民へのお気持ち ベージュゴールドのスーツに込められた思いとは

カテゴリ:国内

  • 9日、皇后雅子さまが誕生日を迎えられ、ご感想と映像が公開された
  • 「出会った沢山の笑顔はかけがえのない思い出」雅子さまのお気持ちを専門家が解説
  • 宮内庁「今年はご公務も多かった。限界に近いところでやっていただいたのでは」

国民からの祝福は「思いがけないほど本当に温かい」

9日、56歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま。誕生日に際してのご感想と映像が公開された。

雅子さまは鮮やかなゴールドベージュのスーツ姿。天皇陛下もゴールド系のネクタイでカラーコーディネイト。

雅子さまが発表したご感想では、令和となった1年をこう振り返られた。

<雅子さまお誕生日に際してお言葉(一部抜粋)>

【一連の即位に伴う行事を終えて】

「私も、陛下のお力添えを頂きながら、一つ一つの行事に無事にご一緒させていただくことができましたことに安堵し、嬉しく思っております」

「多くの国民の皆様から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂きましたことに、心から感謝しております」

「日本国内各地で出会った沢山の笑顔は、私にとりましてかけがえのない思い出として心に残り、これからの歩みを進めていく上で、大きな支えになってくれるものと思います」

【これからの日々への思い】
「陛下とご一緒に、国民の皆様の幸せを常に願いながら、寄り添っていくことができましたらという思いを新たにしてまいりました」

【天皇陛下への思い】
「お忙しい中でもいつも私の体調をお気遣い下さいますことに心より感謝申し上げます。私も、天皇陛下のお務めの重さを常に心にとどめ、陛下をお傍でお助けできますように健康の一層の快復に努めながら、皇后としての務めを果たし、陛下とご一緒に、国民の幸せに力を尽くしていくことができますよう努力してまいりたいと思っております」


陛下の即位に伴う行事の中で受けた国民からの祝福を「思いがけないほど本当に温かいお祝い」と表現された雅子さま。そこにはどんな思いが込められているのだろうか?

「直撃LIVEグッディ!」では、フジテレビ皇室担当解説委員の橋本寿史さんが解説した。

大村正樹フィールドキャスター:
皇后雅子さまが誕生日を迎えられて、お誕生日のコメントと新しい映像が入ってきました。雅子さまにとてもよくお似合いの色合いでしたね。皇室ファッションに詳しい、ファッション評論家の石原裕子さんによりますと…

<ファッション評論家の石原裕子さんによると…>
ポイント(1) …黄色は雅子さまがお好きな色。年齢を重ねられた雅子さまらしく杏色とゴールドが合わさったお色。

ポイント(2)…10個のパールがあしらわれた“稲穂”のようなブローチをされている。大嘗祭での願いである秋の実りと、実りを育てる太陽の光を表しているのでは?


安藤優子:
印象がすごく明るいですよね。お誕生日に合わせてご自身でお選びになったんでしょうか。

橋本寿史氏:
多分デザイナーさんと相談された上で決められたのではないかと思います。

安藤優子:
一見すると以前お召しになったものと似ているので、もしかしたら新調されたのではなく着回しされているのかもしれませんね。

橋本寿史氏:
やはりたくさん作ると、いろんなところから非難も受けたりもしますから。お気に入りのものを着まわしていくことは皇室のみなさんされていることですね。

宮澤智アナウンサー:
天皇陛下のネクタイともリンクしていて、見つめ合うお姿が本当に素敵だなと思いました。

安藤優子:
雅子さまの「思いがけないほど」というお言葉がとても印象深いのですが、ここに込めた意味合いを橋本さんはどのように思いますか?

橋本寿史氏:
やはり雅子さまはご体調を崩されて、いろんな思いをされていました。本当に国民の祝福を受けられるのか、ご不安だった部分もお持ちだったと思うんです。その中で国民祭典の時には皇居前広場にあれだけの人が集まり、パレードの時にも沿道にあれだけの人が集まり、本当に皆さんから祝福を受けたということが雅子さまの支えになったのではないかと。あの光景は雅子さまにとって決してお忘れになることのない光景になったのではないかと思います。

安藤優子:
お世継ぎのこととか、いろいろなことで世間ってどういう風に自分を見ているんだろうかと疑心暗鬼になられる日々もおありだったと思うんですよ。でも一歩外に出てみたらば、こんなにたくさんの人が直接祝福の声をあげてくれるというのは、すごく大きなことだったんじゃないかなと思いますね。

高橋克実:
パレード中、沿道の人がいない間にハンカチを取り出されたのはとても印象的でした。

大村正樹フィールドキャスター:
あのハンカチを出して涙ぐむシーンの答えが、きょうのお言葉にあったのかなと思います。

ご病状について医師団が発表

大村正樹フィールドキャスター:
一方で、宮内庁は雅子さまのご病状に関する医師団の見解も公表しています。

<医師団の見解は…>
ご快復の途上にあり、ご体調には波がおありです。(中略)過剰な期待を持たれることは、今後のご快復にとってかえって逆効果となり得る。


大村正樹フィールドキャスター:
また、宮内庁は「今年はご公務の数も増えたので、お疲れも残られていることだと思う。限界に近いところでやっていただいたのでは?」というコメントもしています。実際にご公務の件数は、去年と比べてぐんと増えているんです。

・都内の主な行啓…去年41件、今年67件
・御接見等の件数…去年49件、今年78件
・宮中祭祀…去年0件、今年7件
・ご公務などをされた日数(1月~11月)…去年79日、今年116日


大村正樹フィールドキャスター:
特に宮中祭祀に関しては十二単などの装束をお召しになるための体力も必要ですから、かかる時間や気の張り方は次元が違ったと思います。

安藤優子:
宮中祭祀は、私たちが見ていても大変な気の張りようでしたし、重い装束をお召しになって一つ一つの所作も全て練習されるわけですよね。体調が万全でも大変なことだと思います。橋本さん、雅子さまは相当ギリギリの状態でいらしたんですか。

橋本寿史氏:
やはり今年は両陛下にとって特別な年になっています。ご即位という儀式、これについては両陛下とも真摯に全てを臨まなければいけないというご覚悟といいますか、当たり前に思われていたと思うんですけど、お二人はこなされました。そのほか、雅子さまは予定された行事を全てこなされています。そういった意味では、本当にいろんなお疲れがこれから出ていらっしゃるタイミングになるのかなとは思います。

伊藤洋一(エコノミスト):
我々国民も(雅子さまが快方に向かっていると)少し安心していたところがあったけど、宮内庁がまだこういう状態ですよとリマインドしてくれた。そういう意味で、今回の宮内庁の発表は非常に良かったと私は思います。

安藤優子:
こうやってお元気な姿を見ると、もうずいぶん快復されているんだと私たちは思いがちですけど、よくよく考えてみれば国民一般の前に出てくる時につかれた顔なんてなされるはずがないわけで…私たちは良い部分を見て期待してしまいますが、今はまだ治療の途上におありになるんだと、お誕生日を機に改めて私たちも理解をしたいと思いました。


(「直撃LIVE グッディ!」12月9日放送分より)

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