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上野動物園の“ヒヨコ”みたいなプレーリードッグ…なぜ丸々となってしまったのか聞いてみた

カテゴリ:国内

  • 上野動物園のヒヨコみたいに丸いオグロプレーリードッグが話題
  • 通常と異なっている訳ではなく冬毛と皮下脂肪で丸く見える
  • 担当者「温度変化のある場所で飼育すると自然と丸くなります」

ヒヨコみたいに丸い…

二本の後ろ足で立ち、周りをキョロキョロと見ているのが印象的なプレーリードッグだが、上野動物園にいるオグロプレーリードッグが、普段見慣れている姿とは少し違うと話題になっている。



「ヒヨコ?」
とのコメントとともにオレンジぱぴこ。(@PapicoOrang)さんが投稿した2枚のオグロプレーリードッグの写真。

20日に東京・上野動物園で撮影されたもので、写真に写るオグロプレーリードッグはこれはこれでかわいいが、確かに普段見慣れているものとは異なり、丸々としていて、ヒヨコやリスの様にも見える。

「こんなにモフモフになるなんてビックリ」や「ずんぐりしててかわいい」、「まさに毛玉ですね」などのコメントが寄せられ、4万5000以上のいいねが寄せられている。(11月27日現在)

そもそも、プレーリードッグの特徴としては、体長30〜40cm、体重800〜1200gで地下に直径10〜15cmのトンネルを縦横に掘り、巣を作る。トンネルは深さ1〜5m、長さ30mにもなり、たくさんの出入口を持ち、中には食べものの貯蔵庫や寝室、トイレなどがある。土を掘りやすいように、前足が発達していて、後足で立って周囲を見張り、危険が迫るとイヌに似たするどい鳴き声で鳴くためこの名がついたという。

見慣れたプレーリードッグ

上野動物園ではオグロプレーリードッグを1951年から飼育していて、現在は38頭いるそうだが、なぜここまで丸いのか。一体どうしてしまったのか。上野動物園に聞いてみた。

冬毛と皮下脂肪で丸く見える

ーー写真のオグロプレーリードッグはなぜ丸々としているのか?

その時の天候や動物の個体の気分によって丸々と見えることがあり、通常と異なっている訳ではありません

ーーただ単に太っている?

冬になると冬毛と皮下脂肪で丸く見えますが、これはプレーリードッグとして自然な姿です。

温度変化のある場所で飼育すると自然と丸くなる

ーー毛はいつ頃冬毛に変わり、夏毛に戻る?

プレーリードッグは一気にすべての換毛をおこなう動物ではないので、秋から冬にかけて、あるいは春になってから徐々に換毛します。

ーー夏毛と冬毛では何が違う?

プレーリードッグの毛は上毛と下毛があり、冬毛になると上毛は少し長く、下毛はより密生します。

ーー冬になると皆、このように丸々としてくる?

野外で温度変化のある場所で飼育すると自然にそうなります。

ーー夏と冬でプレーリードッグの行動は変わってくる?

冬眠する動物だと行動も大きく変わりますが、プレーリードッグは基本的に冬眠しないので、それほど大きな行動の変化はありません。



通常と異なっている訳ではなく、冬になると冬毛と皮下脂肪で丸く見えるということであったが、やはりふっくら丸々としていて見慣れない。
その時の気温や天気、個体の状態によって丸く見える程度は変わるが、今、上野動物園に訪れれば写真のような“モフモフ仕様”のプレーリードッグに出会えるかもしれない。

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