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玄関開けたら妻と娘がお出迎え? “理想の暮らし”を疑似体験できるモデルハウスが話題

カテゴリ:国内

  • 妻と娘がいる生活を疑似体験できるモデルハウスが話題
  • 住宅が提供する価値を「モノ消費」から「コト消費」に転換したい
  • 家族の「あるある」シチュエーションにこだわったシナリオを構築

妻と娘がいる暮らしを疑似体験できるモデルハウスが話題

人生の中で、大きな買い物のひとつとなるのが家の購入ではないだろうか? 結婚して子どもが生まれ、家族が増えると検討を始める人も多いかもしれない。

この購入の際に、参考になるのがモデルハウスやモデルルーム。何か所も住宅展示場を訪れ、慎重に決定することだろう。

そのような中で、妻と娘がいる暮らしを疑似体験できる「モデルハウス」が今、Twitter上で話題になっている。この珍しいモデルハウスを開発したのが、注文住宅を手掛けるリガード(東京)。

11月17日の「家族の日」に、実際に妻と娘がいる暮らしを疑似体験してもらうことを目的とした「モデルファミリー付きモデルハウス」を公開するというのだ。

これは、「家族を持つことが幸福だと思えない」「家族の持つ未来が想像できない」といった若年層に向け、家族と暮らす幸せを感じてもらおうと企画したもの。

今回は男性の参加を想定した体験会で、参加者は妻と7歳の娘がいる30代の父親という設定だ。「活発で明るい妻」「パパのことが大好きな7歳の娘」という設定のモデルファミリーとともに、理想の暮らしのシーンを疑似体験するものとなっている。

例えば、玄関では“妻と子どもに迎え入れられる”。

さらには、アイランドキッチンでは“ホームパーティーの準備”をしたり、バルコニーでは“妻と晩酌”したり、といった体験ができるのだという。

“幸せを感じる”という声が多かったものを選んでシナリオを構築

このモデルハウスの開発にあたっては、建築家や社内の営業担当者にモデルハウスのこだわり、イメージする暮らしをヒヤリング。

その内容から作った設定を、実際の家族や独身男性に提示し、“幸福を感じる”“やってみたい”という声が多かったものを選んでシナリオに構築していったのだという。

また、シナリオをもとに、モデルファミリーのオーディションを実施。

どんなシチュエーションにも対応できるアドリブ力、モデルハウスとのイメージのリンクなどを考慮して、妻と娘役を決定。妻役は、テレビドラマや映画などにも多数出演している女優、早織さんが務める。

演出にもこだわっていて、人気演劇集団「ヨーロッパ企画」に所属する役者で、自身で舞台の脚本・演出も手掛ける、諏訪雅さんを起用。舞台ならではのアドリブ力を活かした演出が期待できるのだという。

リガード調べで“世界初”だという、この体験会に対し、Twitter上では「体験したい」という声がある一方、「怖い」という否定的な意見もあり、賛否が割れるなど話題になっている。

でも、一体どのような思いがあって企画したのか? リガードの担当者に“込めた思い”を聞いた。

「モノ消費」から「コト消費」へ…住宅が提供する価値の転換

――どのような思いから、このような体験会を企画した?

住宅建築会社として、「お客様は家を買ってくださっているのではなく、その家が生み出す暮らしを買ってくださっている」ということを再定義し、“家のスペック”はもちろんのこと、そこでの“暮らし”にフォーカスしたモデルハウスを実現したい、と考えました。

一つの建築会社として、住宅という「モノ消費」から、暮らしという「コト消費」に、提供する価値の転換を牽引していきたいという思いもあります。

家族の「あるある」シチュエーションにこだわった

――どのような点にこだわった?

いかに、家族に関する「あるある」シチュエーションを創るか、という点にこだわりました。

人によって「あるある」は違うとは思いますが、今回は一般的に想像される可能性が高い「あるある」を議論・抽出して台本化しました。

また、なるべく多くのお客様の「あるある」に答えられるよう、その場のアドリブ対応に関しても、出来るだけ可能になるよう稽古を重ねました。

――「あるある」シチュエーション、たとえば?

たとえば、娘が「パパ、ここ分からない~」と言って、簡単な算数ドリルの質問をしてくるので、それの受け答えをしてもらいます。

「怖い」という否定的な意見については…

――Twitter上では「怖い」という否定的な意見もある。これをどう受け止めている?

今回、我々が目指したのは、お客様になるべく多くの選択肢をご提供していくことです。

思い描く“家族像”や“暮らし”は、人によって異なると思います。
最終的に選択されるのはお客様ですが、少しでも多くの選択肢の提供に努めることができればと考えました。

なので、弊社としては何が正しいかを規定するといったことではなく、「家族での暮らしが想像できない」「興味があるけど踏み出せない」といった思いがある方々がいらっしゃったら、一つの選択肢として体験の場を提供ができたら、と考えました。

今回は、11月17日が「家族の日」ということも相まって、そのための最初の一歩となる企画です。

その中でネガティブな意見も拝見しておりますが、一部そのような不快な思いをさせてしまう結果となってしまったことに関しては真摯に受け、お詫びを申し上げます。

一方で、体験してみたいという前向きなお声や、自分が家族を持つことを想像する機会になったと嬉しいお声も数多くも頂いており、それが少しでも、お客様の新しい選択肢の提供に繋がっているのであれば嬉しい限りです。

画像はイメージ

“世界初”だという「モデルファミリー付きモデルハウス体験会」。特設サイトから申し込みが可能で、申し込み締め切りは11月12日。体験所要時間 は1時間程度で最大5人が体験でき、多い場合は抽選になるという。

「自分が家族を持つことを全く想像できない’」と考える男性は、この機会に参加してみてはいかがだろうか。