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約500万本が彩る「赤いじゅうたん」…曼珠沙華がまだ見頃です

カテゴリ:暮らし

  • 埼玉県日高市の巾着田は約500万本の曼珠沙華が群生
  • 曼珠沙華の花の命は5日ほど…見頃は10月6日ごろまで
  • ロマンティックな別名「相思華」の理由

花の命はわずか5日ほど…

埼玉県日高市にある巾着田。雑木林の中を入っていくと、辺り一面に真っ赤なじゅうたんが広がっている。その正体は、ここに群生する約500万本もの曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。多くの観光客がその絶景に目を奪われながら、カメラやスマートフォンで撮影する姿が見られた。

秋の虫の声が聞かれ始める頃、土から一本の緑色の茎が伸び始める。気温が下がると徐々に成長を始め、芽が出ると一気に1週間程度で花を咲かせるのだという。暑さには弱いため、残暑が厳しく、9月になっても暑い日が続いた今年は、平年より10日~14日程度も開花が遅れた。
曼珠沙華の特徴として、茎が細いわりに、花が大きい形をしていることから雨風に弱く、その命はわずか5日程だという。儚い命だけに、より力強く咲く姿が印象的だ。

きんちゃくの形に似ている?

「巾着田」と聞いて何を思い浮かべるだろうか?

「巾着田」という名前は、曼珠沙華が咲いている場所から遠く離れると、その名の意味がわかる。曼珠沙華が咲いているエリアに沿って、川が蛇行した形が「きんちゃく」の形に見えることから巾着田と呼ばれるようになったのだという。
その様子は、巾着田近くのハイキングコースを約20分かけて登った日和田山から見ることが出来る。

ロマンティックな別名「相思華」

曼珠沙華の花を1本ずつ見てみると、まるで「スターマイン」の花火のような美しい形をしている。1本の茎からいくつもの小さな花を咲かせ、そのひとつひとつの花におしべとめしべが付いている。可憐にそして優雅に咲くその姿は、まるで芸術作品。

一般的な花であれば、葉を生やして花を咲かせ、花と葉を一緒に見ることができるが、曼珠沙華は花を咲かせたあと、その花が枯れてから葉を伸ばす。 葉は、冬の間も枯れることはなく、球根に栄養を蓄え、来年の春に備える。

花と葉が同時に見られないという特徴から、「相思華」(そうしばな)とも呼ばれる。同じ根から成長しているにも関わらず、花と葉はお互いに姿を見ることができないのだという。 「花は葉を想い、葉は花を想う」 なんてロマンティックなのでしょうか。市によると見頃は6日ごろまで。一度訪れてみてはいかがでしょうか。

撮影後記

私は、カメラマンを目指している24歳女子です。今、先輩カメラマンに付いて撮影や音声、照明などの勉強をしながら日々、取材現場に行っている。
今回の現場では、カメラマンの指導のもと、一部撮影に挑戦した。準備段階ではどのように撮りたいかのイメージをしていったが、いざ現場に行ってみると、思っていたようには撮影できず、とても苦戦した。
いろいろとアドバイスを受けながら撮影を進めていったが、画角を決めてどのような撮り方をするのかを全て自分で決めるのがこんなにも難しいことだということを思い知らされた。今後はすべて自分が撮った映像で視聴者に感動を与える仕事がしてみたいと実感した。

(執筆:取材撮影部 楠瀬琴美)


【お問い合わせ】
巾着田管理事務所
TEL:042-982-0268

巾着田曼珠沙華公園
住所:埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
ホームページ http://www.kinchakuda.com