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「おいしかったかな?」夏休みに母親のお弁当を作り続けた小5の娘…最終日の手紙に涙腺崩壊

カテゴリ:国内

  • 夏休み期間、母親のためにお弁当を作り続けた娘の姿を描いた漫画に反響
  • 最終日のお弁当箱には一通の手紙が同封...書かれた言葉にネットユーザーも涙
  • 専業主夫の父親「仕事で忙しい妻に『何かしてあげたい』と思ったのでは」

色とりどりのおかずや敷き詰められたご飯...手作りのお弁当はいつの時代も魅力的なもの。お弁当箱のフタを開けるとき、「きょうの中身は何だろう」とワクワクした経験は誰にでもあるのではないだろうか。

編集部では、これまで家庭内で生まれた一風変わったお弁当の数々を取り上げてきたが、今回はちょっと心温まるお弁当にまつわる話を紹介したい。
(参考記事:“プチ反抗期”の息子へ…母は強し「海苔文字弁当」で反撃!)
(「お母さん半端ないって」サッカーファンの息子に作ったお弁当がW杯級の盛り上がり!

なんと、仕事に出かける母親のため、夏休み期間中に小5の長女が“専業主夫”の父親に見守られながら、お弁当を作り続けたというのだ。



この出来事を投稿したのは、専業主夫の河内瞬(@syufu_desu)さん。サラリーマンから主夫となり、育児や家事に奔走する姿を漫画を交えて描いた「主夫の日々」をブログやSNSで発信している。今回は「母のために弁当を作る長女の姿を見て、相手を思う気持ちがあれば家事も頑張れるんだなと再認識した話」と題して、長女の頑張りを漫画にまとめて公開した。

小5の長女「ママのために弁当つくるよ!」

河内さん一家は、河内さん、奥さん、小学5年生の長女、小学1年生の次女の4人家族。以前は河内さんが仕事、奥さんが専業主婦をしていたが、現在は逆に奥さんが仕事に出て、河内さんは主夫をしつつ、ブログや漫画の執筆をしている。

何気なく始まった長女の挑戦。数日で終わるかと思いきや...

そんな河内さん一家で長女の挑戦が始まったのは、夏休みが始まって間もなくのこと。
「パパ!明日早起きしてママのために弁当作るよ!」と言い出し、翌日から本当にキッチンに立ち始めたという。

毎日毎日お弁当を作り続ける。次女も少しだけ参加した

河内さんは当初「続いて数日かな」と思ったというが、長女は河内さんに見守られつつ、毎日お弁当を作り、仕事に出かける奥さんに持たせ続けた。河内さんが寝坊してしまった日もそつなく料理をこなし、別の日には、お弁当作りに参加したくても早起きできない次女が手伝えるよう、ミニトマトを入れるスペースを空けていたこともあったという。

お弁当の最終日には手紙が添えられ...母も父も涙

約1カ月の夏休みはあっという間に終盤を迎えたが、長女の頑張りは相変わらず。
チャレンジ最終日も奥さんにお弁当を持たせたが、そこには一通の手紙が添えられていた。

お昼どきの職場、お弁当箱を開いた奥さんが目にしたのは...

お弁当を作り続けた長女が、最終日に書いた手紙には...

「ママへ いつもありがとう お弁当おいしかったかな?今日でさいごになっちゃうけど お仕事がんばってね!!!」

感謝の言葉が。奥さんは職場で号泣したという

愛する娘の手紙に奥さんは号泣。顛末を「LINE」で知った河内さんも、自宅で涙したという。

この出来事をまとめた投稿はブログやSNSで反響を呼び、SNSでは「私も泣いた」「夫婦喧嘩中なのに泣いた」「鼻水が流れてきた」などと、涙腺崩壊するユーザーが続出した。

ママのために頑張る長女の姿は、思い浮かべるだけでうるっときてしまうものがある。

そしてこの多くの人を感動させた長女の頑張りは、家庭にも何か影響を与えたことだろう。父として、主夫として、お弁当作りを見守った河内さんに詳しく話を伺った。

忙しい妻に長女は「ママ大変そうだな」

――専業主夫をしているのはなぜ? 生活を発信している理由は?

奥さんが働き始めた時期と自分が退職を考えた時期が重なり、二人でフルタイムで働くと家事や育児を回す自信がなかったため、私が主夫になる選択をしました。生活の様子を発信している理由は、家事育児の大変さが自分のイメージと大きく違ったことに衝撃を受け、「もっと多くの人が知るべきだ!」と強く思ったことがきっかけです。最初は文章のみでしたが、途中からイラストを挟むようになり、今では漫画も主流になっている感じですね。

河内さんの漫画では「シュフ」(主婦・主夫)への感謝を伝える内容が多い

――長女はなぜ、母親のためにお弁当を作り始めた?

妻は最近特に忙しかったため、その姿を見て「何かしてあげよう」と思ったのでしょう。詳しい理由は聞いていませんが、弁当を作る前には「ママ大変そうだな」とよく言っていました。


――お弁当のメニューは? 料理は普段から作っている?

お弁当では、ウインナーや卵焼きを焼いたり、野菜を切って入れたりしていました。冷食(冷凍食品)も活用していて、日中に買いに行ったりもしましたね(笑)。お弁当作りは夏休み期間だけですが、普段の料理もたまにお手伝いしてくれます。休日は目玉焼きなどを自分で焼くこともありますよ。

妻は長女に、毎日「ありがとう」とお礼

――お弁当作りで印象に残っている出来事などはある?

最終日の手紙ですね。あとで実物を見せてもらいましたが、親なら誰でも泣きますね...


――手紙に奥さんは仕事場で号泣したとのことだが?

元専業主婦の妻は弁当作りの大変さをわかっているので、本当に嬉しかったようです。仕事から帰ってきたら「ありがとう」と、毎日必ず長女にお礼を言っていました。


――お弁当作りを通じて、娘さんたちに成長や変化などはあった?

自信がつき、料理に参加する姿勢が強くなったように思えます。次女は朝起きるのが苦手なのですが、お弁当作りにほぼ参加できなかったのが悔しかったらしく、最近は早く寝るようになりました。毎日早起きが出来るまでにはなってはいませんが...

河内家の育児方針は「夫婦二人でやるもの」

――父親として、お弁当を作り続けた長女に伝えたいことは?

純粋に「お疲れさま」と伝えたいです。作ってもらっているだけではわからない部分ですが、冷食オンリーだったとしても、弁当を「作ってもらう」のは大変ありがたいことです。用意する手間がないのですから。

その手間を1カ月間、毎日代行した長女には脱帽するのみですね…

毎日のお弁当作りは相当面倒なようだ

――河内さんも主夫だが、お弁当作りは長女とどちらが上手?

今はまだ、私の方が上手だと思います。実際はそんなに差はない気もしますが(笑)。ただ、長女の積極的な姿勢なら、そう遠くないうちに私より上手くなるのは間違いないと思います。自分は料理するのが死ぬほど嫌いですので...


――ネットで反響を呼んだことについては?

我が家の育児方針は「夫婦二人でやる」ことだけで、大きなこだわりはありません。子育ての仕方が良いから...という反応も見ますが、親の都合を優先していまうこともあるので、決してそんなことはないと思います。子育ては結果論で、我が家のやり方が全ての子ども正解というわけでもありませんから。ただ、長女の行動がすごいのは間違いないと思います。

夫婦が「シュフ」を経験しているからこそ、互いの立場を尊重できるのかも


河内さんも「シュフ」になって初めて、家事や育児の苦労が分かったところもあるそうで、一家は今後も必要に応じて夫婦の役割を調整しつつ、協力して育児を進めていくという。長女がお弁当作りを買って出たのも、そんな夫婦が支え合う姿を見て育ったからなのかもしれない。

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