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学校へ行けるように…ゴミ集積場から子どもたちを救う「ハッピーアイス」

一般社団法人法人JLMM事務局長・漆原比呂志さん

  • カンボジアで「こどもの家」を開設したが通えない子がほとんど…
  • 子どもたちが働かずに済むよう…伝授したのは秋田県由来のビジネス
  • 日本で親しまれてきた味が、カンボジアの子どもたちを笑顔に

カンボジアの首都プノンペンにある巨大なゴミ集積場では、貧困に苦しむ家族が、鉄やプラスチックなどリサイクル可能なものをゴミの山から拾い、それらを売ることで生計を立てている。

そんなカンボジアで、一般社団法人法人JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)の事務局長・漆原比呂志さんたちは、約20年前に子どもたちに読み書きなどを教える「こどもの家」を開設した。

こどもの家

しかし、漆原さんは「経済的に厳しく、結局子どもが学校に行けない」と話し、当時は通えない子どもたちがほとんどだったという。

なぜならば、子どもたちも働き手となって、朝から日没までゴミの集積場でゴミ拾いをしていたから。

“アイス”が子どもたちを変える

そこで、「子どもたちが働かずにすむように、安定した収入を得られる仕事を」と考えたのが、アイスの屋台販売。その名も「ハッピーアイス」。

秋田県で親しまれてきた屋台のアイス

ヒントとなったのは、秋田県で昔から親しまれてきた屋台のアイス。

屋台アイスの元祖、秋田県男鹿市の進藤冷菓の協力により、ゴミ拾いをしていたお母さんたちに作り方を伝授。無償で屋台を貸し出し、経営はお母さんたちに任せ、自立をサポートした。

今では、日本で親しまれてきた味が、遠く離れたカンボジアで子どもたちを笑顔にしている。

漆原さんは「ゴミ拾いを生きる糧にしてきた人たちは 、苦しみや難しさをよく分かっていると思うので、地元の人たちが中心になり、アイデアとやり方でこの屋台プロジェクトを進めて行けたらと思っています」と話した。

一般社団法人法人JLMM
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