作っている人たちを思いやろう…途上国の貧困を救う「フェアトレード」の理想の姿

  • 適正な価格で途上国の製品を購入・販売し、貧困の連鎖から解放したい
  • “ほんの少しだけ、作る人を想像して買ってほしい”高津社長の願い
  • フェアトレードの物を買うことで仕事が行き、自立にもつながる

途上国の人たちが生活するために作った製品を、日本を含む先進国が安く買うために貧困の連鎖を生んでいるという。

適正な価格で途上国の製品を購入・販売する「フェアトレード」。

これを推奨する事業を始めた株式会社福市の高津玉枝社長は、「インドでどういう風に物が作られているかを見る機会に恵まれました。ストリートチルドレンとかがたくさんいるのですが、その子たちを集めて物を作らせて生活しているような、いろんな貧困の現場を目の当たりにしました」と振り返る。

「フェアトレード」の理想の姿

そこで高津社長は、2006年にフェアトレード商品を集めたセレクトショップ「Love&sense」を大阪・北区にオープン。

一見普通のバッグに見える商品。よく見ると、空き缶のプルタブで作られていることが分かる。

これはブラジルの田舎町で一つ一つ縫い合わせて作られた。

象牙のような光沢のある南米・コロンビア産のアクセサリーは、実は、ヤシの種で作られ、ゾウの保護にもつながっているという。

“ほんの少しだけ、作る人を想像して買ってほしい。地球のどこかで、誰かが笑顔になれるように”。適正な価格で販売されるフェアトレードに込められた高津社長の願い。

「本来は消費者が変わることがとても重要だと思っています。フェアトレードの物を購入することによって、その村に仕事が行きます。その人たちが自立していくことにつながっていきます、そういう循環を作れたら」と、高津社長はフェアトレードの理想の姿を語った。

高津社長の理想が、途上国の未来を変える大きな力になるかもしれない。

SDGs

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/sdgs.html