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あなたの子供も秀才に!? 息子3人に米・スタンフォード大を卒業させたアグネス流“子育て術”

カテゴリ:暮らし

  • 自身もスタンフォード大学院出身のアグネスさんが3つの子育て術を披露
  • 伸ばすべきは、子供の「実践する力」「楽しむ力」「計算力」
  • 「物語をわざと間違えて読み聞かせ、理解力を養う」視聴者からの質問にも回答

4月11日、タレントのアグネス・チャンさん(63)が自身の子育て論をまとめた著書『未知に勝つ子育て―AI時代への準備―』を出版し、その独自の教育論が注目されている。

アグネスさんと言えば、世界大学ランキング3位の超名門、米・スタンフォード大の大学院で教育学博士号を取得したことで知られ、3人の息子もスタンフォード大学を卒業している。
「直撃LIVEグッディ!」は、アグネスさんに自身の子育て術とすぐにでも実践したくなるアイデアを紹介していただいた。

【子育て術 その1】「実践する力」を伸ばす 

「大切なのは勉強を立体化すること」だと話すアグネスさん。勉強を立体化とは、一体どういうことなのか?

アグネスさん:
例えば、(新学年の初日に)教科書をもらいますよね。それを最初から最後まで読んでみるんです。

――もらったその日に?

アグネスさん:
はい。例えば(授業で)桜について勉強するとなったら、桜を見に行って実際にお花見をする。いろんな体験をさせて、授業に行くときには知識がいっぱいあって、ワクワクするわけです。紙と絵と文字だけで見ている勉強はつまらない。
 

アグネスさんは、教科書を読むことでその年度に勉強することを把握し、予習として実際に体験させていたというのだ。実際に五感を刺激することで、子供たちが好奇心を持って楽しく前向きに勉強に取り組むようになったという。

【子育て術 その2】「楽しむ力」を伸ばす

アグネスさんの子育ては、子供と遊んでいる時にこそ真価を発揮したという。

アグネスさん:
(地面に)色がありますよね。それをピンク(色の上)しか踏んじゃいけないの。ピンクしか歩いちゃいけないように歩くんです。
すごく変な形になりながら歩いて、「あ、はみ出した!」とか言われるんですね。はみ出したら、負け。

アグネスさん:
右回りだけで家に帰ろう、これがすごく難しいんです。右に曲がってどうやって家に帰るか、ぐるぐる回るんですね。


「ピンクの上しか歩いちゃだめ」「右にしか曲がってはいけない」など、道を歩くときにルールを決めることで、遊びながら考える力を刺激していたという。こうした遊びの効果をアグネスさんは強く実感していた。

アグネスさん:
いろんな刺激を与えて、そうすると脳に深さができる。それが脳の力になるんです。


特別なことをするのではなく、毎日の子供たちとの生活の中で楽しみながら学べる工夫をしてきたというアグネスさん。

長谷川聖子(ラジオパーソナリティ):
アグネスさんは本当に子供と楽しむというか、やらされている感じではないのが素晴らしいですよね。
私だと、「早く行くわよ!」と言ってしまうと思って。なんか最初から違っちゃったな~と思いました。

安藤優子:
アグネスさんは、子供のために自分の時間を無限に使うことに労をいとわないですよね。

倉田大誠アナウンサー:
自分の時間がないときでも、子供の目線に立つんですか?

アグネスさん:
「ちょっと待って」と言わないです。子供ってすごく質問するじゃないですか。料理してると危ないし、普通は「ちょっと待って」って言いますけど、そうすると質問する力が弱くなるから、火を止めるんですよ。
料理がまずくなっても、まず「よく聞いてくれた!」って言うんです。それで答えて、答えられなかったら後で考えようねと言って料理を始めるんですけど。

高橋克実:
そうすると相手もうれしいわけですね。

アグネスさん:
「よく聞いてくれた!」って言うと、ママは質問すると喜ぶんだと思ってくれるんです。
そうすると次から次へ質問するので、そういう子は学習力も高くなるし、教えてもらうチャンスが多いわけです。

【子育て術 その3】「計算力」を身につける 

3つ目のポイントは、「計算力」を身につけること。

例えば、オレンジを食べながら引き算をしたり、ケーキを切り分けて割り算をしたりするなど、生活のあらゆるモノを使うことで「五感を刺激する体験」をさせ、計算力を上げるのだという。
 

アグネスさん:
やはり立体感になるんですよね。例えば、オレンジが3つあるとき、2人だったらどうしようとか、パパが帰ってきたらどうしよう、おじいちゃんおばあちゃんが来たらどうする?とか、どんどん複雑にしていくんです。
その後、学校の授業で引き算、割り算が出てきた時に頭の中に絵があるから怖がらない。

安藤優子:
3÷2をする時に、数字じゃなくてオレンジの絵を思い浮かべるわけですね。

アグネスさん:
ケーキを作る時も、きちんと量らないとおいしくならないじゃないですか。長男は料理が好きなので、料理を教えていたら算数が好きになったんですよ。

スタジオ:
え~!

長谷川聖子(ラジオパーソナリティ):
もっと早く知りたかった…

倉田大誠アナウンサー
さらに「理解力」を身につけるために、物語を読み聞かせるときにわざと間違って読んでいたそうですね。これはどういうことなんでしょうか?

アグネスさん:
(子供が)「それ間違っているよ」と言うと理解しているかどうかわかるし、(母の間違いに気付いたという)優越感も少しもらえる。ゲーム感覚にもなりますよね。
例えば桃太郎の話とか、「桃が流れてきました、でもおばあちゃんが居眠りしてたのでそのまま行っちゃった…」とか言うと、「わ~!違うよ!ちゃんと取ったよ!」って、特に小さい子だとすごく笑って喜ぶんです。喜ぶことで脳の活性化につながりますし、子供は間違い探しが大好きなんですよ。


さらに番組では、ツイッターでアグネスさんへの質問を募集。アグネスさんに答えていただいた。

3つの質問 vs アグネス流子育て

倉田大誠アナウンサー:
まず1つ目、「アグネスさんがお子さんを叱るときは、どんな時?」

アグネスさん:
一番最初に長男を叱ったのは、嘘をついたとき。試験が70点くらいで、それを隠して見せてくれなかった。
私が発見して、何で?と聞いたら「点数が低いとママが悲しむから」って。そのとき私が心配したのは、「いい点数をとったらママが喜ぶ、悪い点数だったらママが悲しむなんてことはない。君が生まれただけでママは幸せなんだから」というママの愛をどうやって伝えればいいんだろうと思って…怒りはしなかったんですけど、座らせて8時間説教しました。

スタジオ:
え~!8時間も!?

安藤優子:
アグネスさんがお子さんへ傾けるエネルギーや時間って、本当に半端ないんですね。

アグネスさん:
でも一度やったら、本当に悪いことはしませんでした。「本当につらかった」と今でも言います。
愛してるんだ、嘘つく必要ないんだ、どんな君でも受け止めるんだ、問題あったら解決しよう、それが小さい子にはなかなかわからないから、一生懸命説明しました。 

倉田大誠アナウンサー:
続いての質問です。「私の子供は10歳です。アグネスさんの子育て術は10歳からでも間に合いますか?」

アグネスさん:
間に合います。もちろん子供は0歳から3歳、3歳から8歳がすごく肝心なんですけど、10歳だったら思春期前ですし、全然間に合います。

長谷川聖子(ラジオパーソナリティ):
すみません、20歳はもう無理ですか?

生稲晃子:
13歳はOKですか!?

アグネスさん:
13歳は全然大丈夫です。高校卒業までは本当に間に合います。20歳の子でも、愛してますという言葉は魔法だから、非常にいい子になりますよ。

倉田大誠アナウンサー:
反抗期や思春期のお子さんの場合はどうなんでしょうか?

アグネスさん:
思春期になる前に、ちゃんと「思春期はホルモンが出てくる、そうすると自分の気持ちをコントロールできないから、怒ったりイライラする。イライラすることはあなたのせいでもない、ママのせいでもない、世界のせいでもなくホルモンのせいなんだよ」と言っておくんです。
そうすると本当に反抗してこなかったです。これは本当に効きました。イライラして反抗してくると、「ホルモンだよね~」って、みんなで笑えたんです。

高橋克実:
いや~、すごいですね。

倉田大誠アナウンサー:
最後の質問です。「例えば宇宙はなんであるの?など、難しい質問に答えられない時はどうされてますか?」

アグネスさん:
私は、「いい質問してくれました!でもママもわからない。だから後で調べよう」って。それが調べるチャンスになるんです。
学びが好きになるためには、自分で学んでいくことが大切なんです。自分で学ぶという事を教えるチャンスだから、難しい質問も大歓迎なんです。
本でもわからない、ネットでもわからない、パパでもわからなかったら、課題を言い訳にして先生に聞きに行ったりとかするんです。
だから質問は大歓迎、わからないのは当然。「ママはそんなに賢い人じゃないよ、君と一緒に勉強していくんだよ」っていう姿勢で大丈夫です。

スタジオ:
はあ~…、すごい。

高橋克実:
この後もアグネスさんの授業を聞きたいくらいですね…

(「直撃LIVE!グッディ」4月17日放送分より)