Amazon Prime会費 値上げのワケ

宅配ドライバー不足とサービス拡充競争の激化

カテゴリ:ビジネス

  • AmazonがPrime会員の会費を値上げ 年会費:3900円→4900円
  • 配送料の値上げとサービスの充実が値上げの理由と推測される
  • 顧客の満足度を上げ、さらなる収益アップを目指すとみられる

ネット通販大手のアマゾンジャパンは有料会員サービス「Amazonプライム」の会費を値上げすると発表した。

年会費は3900円から1000円値上げし4900円に、月間契約の場合は月あたり400円から100円値上げし500円となる。

アマゾンプライム会員 佐藤さん
息子がいるので息子と一緒にトーマスを見たりだとかドキュメンタリーの映画をみたりしています

有料会員になると、アニメや映画などが追加料金なしで見放題
さらに、食品や家電など、当日の配送指定で通常600円程度かかる配送料が全て無料になる。

今や生活に深く浸透している有料会員サービス。
専門家は、今回値上げの背景に2つの理由が推測できるという。

【理由1】配送料の値上げ

流通アナリスト 渡辺広明氏
配送料の値上げは、インターネット通販の活性化によって物量が増えていることと、昨今から騒がれている宅配ドライバーの不足が重なって、これからもますます配送料が値上げしていくのではないか…

そして、もう1つの理由が…

【理由2】サービスの充実

2007年のサービス開始以来、初の値上げとなる「Amazonプライム」。

これまで音楽聴き放題の「プライム・ミュージック」や生活用品を最短2時間で届ける「プライム・ナウ」など、生活にかかわる様々なサービスを充実させてきた。

流通アナリスト 渡辺広明氏:
アマゾンの戦略は、最初にある程度サービス価格にして会員を囲い込み、サービスを充実させながら価格を上げていくという戦略を組んでいる。値上げをするとどれくらいのお客さんが離脱するって当然想定はしていて、その想定の範囲の中で、これからもサービスの充実をプラスしながら値上げをしていくのではないか

アマゾンは顧客の満足度を上げ、さらなる収益アップを目指すとみられる。

(「Live News α」4月12日 放送分)